戸塚警察署は1月19日、振り込め詐欺を防いだとして、横浜信用金庫戸塚東口支店に感謝状を贈った。
同署によると、1月14日、窓口で対応していた奥野愛(あ)弓(ゆみ)さんが、定期預金の解約に来た62歳の女性が振り込め詐欺被害者の可能性があると気付き、解約理由を聞くなどして被害を防いだ。奥野さんが解約理由を聞くと、女性は「息子が株取引に失敗した。100万円を振り込まなければ」と話し、また、窓口ではなくATMから10万円ずつ振り込みたいと言ったことから、詐欺と確信。通報するとともに同署職員が到着するまで振り込むのを引き止めた。
奥野さんは昨年4月に入社し、窓口係になったのは今年1月。奥野さんは「被害が出なくて良かった」と安堵の息を漏らした。
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