上矢部高校の新城文香(あやか)さん(3年)が日本全国から工芸品が集まる「日本クラフト展」で入選し、また長友悠さん(2年)、岸由紀子さん(同)、山村さくらさん(同)の3人が版画の全国大会「はんが甲子園」本選へ出場することがそれぞれ1月13日と14日に決まった。
新城さんは陶芸部に所属。今回で50回目を迎える同展へ高校生が公募し、入選したのは初めて。新城さんが出品した作品は、透かし彫りという技法で作ったランプシェード。粘土を薄く伸ばし、光を透かして模様を作り出す、新城さんが初めて挑戦した技法だ。新城さんは、4月から女子美術大学に進学することが決まっており、「大学でも新しいことに挑戦していきたい」。作品は、3月5日(土)から13日(日)まで、丸ビルホール(東京都)で展示される。
美術部に所属する3人は、3月18日から始まる同大会本選の団体戦に出場する。同校が同大会に挑戦するのは2回目で、本選へ出場するのは初めて。新潟県佐渡市の会場で、力を合わせて1つの作品を作る。3人は「3人で一つの版画を作るのは初めて。意見を出し合い、良い作品にしたい。チャンスなので、精一杯頑張りたい」と意気込んでいる。
同校には美術陶芸コースがあり、芸術教育が盛ん。昨年12月には、8月に行われる文化部のインターハイ「全国高等学校総合文化祭」へ生徒2人が出場することが決まり、今回はそれに続く快挙だ。
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