園児と談笑する林市長（右から２番目）
東日本大震災の発生を受けて、林文子横浜市長が３月17日、地震時に預かり保育を行った施設として、川上町の戸塚地域療育センターと川上保育園を視察に訪れた。
同保育園では毎月１回、避難訓練を行っており、日頃から地震時には押入れの中やテーブルの下に隠れるよう、園児たちに伝えている。職員によると、地震が起きた11日にも、園児たちは揺れを感じると即座に押入れに隠れるなど冷静さを保っていたという。また同日は、電車の運休により迎えに来られなくなった家庭の園児８人を預かり、宿泊させた。林市長は職員らの地震時の対応に感謝を述べたり、園児に「地震怖かった？」と問いかけるなどして園内を回った。
林市長は「急なお泊まり保育など、地震の時の職員の方々の対応に感銘した。余震などが続いているが、市民の方々には冷静で安全な対応を心掛けてほしい」と話した。
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