統一地方選挙の投開票が4月10日に行われ、戸塚区の新たな市議6人、県議3人が決まった。
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定数1減の6議席を巡り争われた市議選では、自民現職の鈴木太郎氏が2位の倍の票を獲得し圧勝。自民の吉原訓氏とネットワーク横浜の宇都宮充子氏の現職2人が落選し、2〜4位を民主の坂本勝司氏、公明の中島光徳氏、みんなの足立秀樹氏の新人が占める波乱の結果となった。続いて、8年ぶりの返り咲きとなる共産元職の岩崎広氏、7期目民主の川辺芳男氏が当選。鈴木氏は当選後、「4年間の活動を評価してもらった結果と思う。1票の重みをかみしめて今後も活動したい」と話し、喫緊の取り組みとして震災対策を挙げた。
3議席に4人が出馬した県議選では、自民現職の松田良昭氏が2位当選の民主現職、曽我部久美子氏に1万票の大差をつけ、手堅い強さを見せた。県議選でもみんなの新人が当選。久坂誠治氏が民主現職の北井宏昭氏を破った。松田氏は当選後、「今回の震災で改めて絆の大切さを学んだ。絆を強めることは政治の原点。家族や教育、介護、様々な面で強い絆をつくっていけるような県政を進めたい」と話した。
戸塚区の投票率は市議選で47・15%(前回よりマイナス0・95ポイント)、県議選で47・16%(同0・92ポイント)。
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