夏至の夜に電気を消して、ろうそくに火を灯す環境活動「キャンドルナイト」のイベントが６月17日、善了寺（矢部町）で開催された。ＮＰＯカフェ・デラ・テラ主催。
キャンドルの明かりに包まれた会場には、地域住民や明治学院大学の学生など多くの人が集まった。
今回のテーマは、「ポスト３・11のための江戸学」。江戸時代の生活から地産地消や循環型社会、人のつながり、最低限のエネルギー消費などを学び、今後のライフスタイルについて考えた。当日は、ＴＢＳ「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても知られる法政大学教授・田中優子さんと明治学院大学教授・辻信一さんのトークライブが行われた（＝写真）。
江戸時代について幅広く研究している田中さんは、「当時の人は、電気のない環境に合わせて生活を工夫し、食べ、歩き、読書も楽しんでいました」と話し、本当に豊かな社会を想像しでほしいと訴えた。
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