竹灯篭に復興の祈り込め 谷矢部池公園でイベント
東日本大震災への鎮魂の思いを込め竹灯篭に明かりを灯す「竹灯篭の夕べ」が6月25日、谷矢部(やとやべ)池公園(矢部町)で行われた。
公園の竹林には、矢部小の児童全員が1本ずつ絵を描いた632本の竹灯篭(=写真)が並べられ、幻想的な雰囲気に包まれた。
同イベントは、ワシントンから矢部小へ留学に来る児童の歓迎会として開催する予定だったが、東日本大震災と原発事故の影響で留学が延期になり、復興を祈るイベントとして開催された。
同実行委員会の入内嶋(いりうちじま)勇さん(81)は、「来年は、予定通り留学生を招いて盛大に開催したい。地域全体で矢部小学校の国際交流を後押しできれば」と話した。
イベントで出店したおにぎりや飲み物などの屋台や竹とんぼ作りなどの体験コーナー、児童によるフリーマーケットなどの収益金は、全て義援金として被災地へ送られる予定。
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