ビタミンB1で夏バテ予防 管理栄養士・馬場さんが話すポイント
そろそろ夏バテが気になる時期。食事面からの夏バテ予防には、量よりも質。ビタミンB1がキーポイントになります。
ビタミンB1の効果
ビタミンB1を多く含むうなぎや豚肉、大豆製品、枝豆などは、昔から夏バテ予防効果があるとされています。ちゃんと根拠があります。私たちは体内で糖質をエネルギーに変える必要があります。ビタミンB1は糖質の分解、吸収に欠かせない栄養素。不足すると代謝が滞り乳酸という疲労物質が体内に蓄積されてしまいます。そうめんやお茶漬けなど、あっさり、さっぱりした糖質のみの食事に偏りがちになる夏は「食べているのにだるい」「疲れやすい」といった自覚症状が現れやすくなるのです。
上手なとり方
ビタミンB1は水溶性ビタミン。不足しがちになるのは身体の中に蓄えることができないのも一因で、毎日の食事から摂取する必要があります。ビタミンB1の吸収率をアップさせるアリシンとの最強コンビの組み合わせも効果的。アリシンは、にんにくやネギ類、しょうがなどの刺激性のある香りの正体。強い殺菌作用があるため食中毒の予防にも役立ちます。焼肉やにんにく入りの餃子なども理想的なとり方。にんにく醤油、ネギ味噌などを常備しておくのも良い方法です。※左記にレシピ一例
馬場真佐美…「栄養ケアシステム研究所」(汲沢)社長、管理栄養士、【電話】045・881・5378。
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