沙翁とハーブ 熊井明子さん語る
戸塚地区センターで9月4日、ポプリ・ハーブ研究の第一人者、熊井明子さんを招いての文化講演会「シェイクスピアが花とハーブに託した よりよく生きる知恵」が開催された。主催は湘南シェイクスピアの森。
シェイクスピア作品に登場する180種ものハーブに着目し、物語に深みを与えている比喩や暗示としての役割を長年研究してきた熊井さん。講演では、蛮性と理性とをあわせ持つ人間の二面性を、毒にも薬にもなるハーブで巧みに表現したシェイクスピアの魅力に
ついて、縦横無尽に語った。
当日は、20代から90代まで61人が参加。「相続問題や夫婦仲など、シェイクスピアが現代に生きる私たちにとっても人生のヒントとなる人間的で普遍的なテーマを描いていることが分かった」「これまでは敬遠していたが、シェイクスピアの言葉の森がぐっと身近に感じられた」など、熱気冷めやらぬ感想を寄せた。
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4月18日