農の手さばきを伝授 平戸台小で正月飾り作り
正月のお飾りづくり教室が11月21日、平戸台小学校5年生の総合の授業で開かれた。
講師は、平戸町在住の三枝木末男さん(77)、斎藤重行さん(74)、矢部寛治さん(79)の3人。同校では3人の協力を得て、2002年に校内に田んぼを作り、代掻(しろか)きから田植え、稲刈り、脱穀まで、米作りの体験学習を行っている。
今年は稲わらの出来が良かったことから、初めてのお飾りづくりに挑戦した。
児童たちは、手の平をこすり合わせて稲わらを縒(よ)る作業にたびたび首をひねりながらも、片足でわら縄の先を押さえ、粘り強く縄を綯(な)った。
担任の秋山久美教諭は「縄を綯うのは生まれて初めてという児童も多いと思います。貴重な経験になるはず」。お飾りを完成させた藤井ももかさんは「わらをねじるのはとても難しかった。玄関に飾りたい」と笑顔で語った。
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