戸塚区が昨年始めた親子サークルへの補助金事業により、減少傾向にあったサークル数が増加していることが分かった。
子育て中の親子が集まり、仲間づくりや情報交換などをする「親子サークル」。地域子育て支援拠点「とっとの芽」(高村美智子施設長)によると、区では少子化などの影響でサークル数は減少傾向だったが、昨年6月に始まった同事業をきっかけに7団体が新たにサークルを立ち上げた。事業開始前の6月時点で区が把握していたサークル数は14団体。昨年度、区に補助金の申請をしたのは21団体で、うち7団体が新設だった。高村施設長は「今年度もすでに2団体が新設し、申請を済ませた。今後も増えていくのでは」と話す。
申請することで1年分の補助金として1団体につき1万円が交付され、活動のための施設利用費やイベントなどに招いた講師の謝礼などに利用される。交付条件は、区民10世帯以上で構成されていること、新規会員の受け入れを行うこと、月1回程度活動を行うことなどがある(=表)。
区では現在、今年度の申請を受け付けている。5月10日(木)には申請についての説明会が開催される。会場は区役所の予防接種室で、午前10時半から。都合が悪い場合は、とっとの芽に相談を。申請書受付期間は6月30日(土)までだが、40団体に達した時点で終了となる。募集要項はとっとの芽のホームページや窓口で入手可能。
詳細・問い合わせはとっとの芽【電話】045・820・2885、または区こども家庭支援担当【電話】045・866・8470へ。
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