歌と演奏に合わせ、楽しげに踊る参加者
矢部町に響き渡る郡上おどりの歌と演奏。善了寺で５月26日、明治学院大学教養教育センター主催の郡上おどりの祭りが開催された。
郡上おどりは岐阜県郡上八幡に伝わる伝統的な盆踊りで、盆の４日間、老若男女が踊り明かす。一足早い夏祭りに集まった参加者は過去最高の約１５０人。ライトアップされた夕暮れの境内は涼しげな浴衣姿の参加者でいっぱいになった。郡上八幡出身の若手囃子集団「郡上舞紫（ぶし）」の歌と演奏に合わせて、落ち着いた曲ではしっとりと、アップテンポな曲ではカラカラとげたの音を鳴らしながら激しく、様々な種類の踊りを辺りが暗くなるまで楽しんだ。
友人に誘われて参加したという東京都新宿区在住の石橋詔子（のりこ）さん（70）は「都内の大きな郡上おどりのイベントに参加したことはあるけれど、地元の人が集まってというのは初めて。大学生が主催というのもいいですね」と笑顔で話した。
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