戸塚高校ボランティアセンターの生徒による振り込め詐欺防止寸劇会が6月17日、踊場地区センターで開かれた。当日は、司会から犯人役、被害者役まで全て生徒が中心となって行った。観客には、踊場地区連合町内会と周辺の住民ら約40人が集まって鑑賞した。
戸塚警察署生活安全課が若い世代の防犯ボランティア団体結成を目的とし、昨年から同校へ呼びかけ、実現。同校の活動の一環として行われた。振り込め詐欺の被害者は高齢者が多いことから、「孫世代の呼びかけが高齢者の心に響くのでは」と県警察本部生活安全総務課生活安全サポート班も指導に加わり、開催に至った。
同署によると近年、町内会などの地域による自主的な防犯活動は行われているが、担い手は高齢者が多く、若い世代の防犯支援団体は少ないという。同署生活安全課の奈良直光さん(36)は「若い世代へ活動を促すことで防犯意識を次世代へつなげ、住民の自主的な活動で犯罪を防止できれば」と期待し、今後も同校との活動や若い世代への呼びかけを続けていくとしている。
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