中学生硬式野球チーム、横浜全(オール)戸塚ヤングパワーズ(山崎正直監督)=写真=が5月20日から6月17日に開催された第20回ヤングリーグ夏季選手権西関東支部予選大会を制し、上位2チームに権利が与えられる全国大会出場を決めた。今春に続き、通算3回目の全国出場となる。
同予選の初戦は不戦勝、2回戦の相模原ベースボールクラブ戦を9対3で突破するも、準決勝の横浜ヤング侍戦はタイブレーク(7回までに決着がつかず、1死満塁からプレー)の末6対4で勝利。これで勢いに乗り、決勝の横浜旭ベースボールクラブ戦は10対3の5回コールドで圧勝した。
同チームは太田達也主将(秋葉中3年)ほか主に戸塚区と泉区在住のメンバー39人が所属。チームワークを重視しており、基礎体力の養成や基本に忠実なプレーを徹底しながら、上手い下手に関係なく目標に向かってまい進するという全員野球で頂点に登りつめた。
山崎監督は横浜泉中央ボーイズ監督時代の2000年、ジャイアンツカップ全国少年野球大会を制したこともあるが、今夏の全国大会では全員野球でのベスト4を目指す。「エース神谷のキレのある投球とリードオフマン松岡の出塁、太田、宮村、佐野と続くクリーンナップに期待したい。小技もあり、思い切った自分たちの野球を楽しみたい」と抱負を話した。
夏の全国大会は7月27日(金)〜29日(日)、兵庫県立淡路佐野運動公園をメーンに開催される。
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