生徒に道具の使い方を指導する関野さん
横浜マイスターによる体験学習が１月22日に深谷中学校で開催され、１年生約１００人が参加した。
この職業体験学習は、生徒たちに社会に出た時の職業を知ってもらい、働くことの大変さ、楽しみなどを感じてもらうために行われたもの。和裁師やクリーニング師、畳工など6人の横浜マイスターが講師として授業を行った。
横浜マイスターとは、横浜市が選定した市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者のこと。
保土ケ谷区の建築大工、関野美三夫さん（82）は、のこぎりやカンナなどの大工道具の使い方を生徒たちに指導した。関野さんは、２００４年に選定されてから毎年職業体験学習の講師をしており、「まじめにやることが大切」と話した。
実際に体験した松本彩（さい）君は「工作が好きだから、のこぎりで木を切るのが楽しかった」と話した。
（深谷中２年秋本峻平、川本晟香（せいか））
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