大坂台町内会 ホタルの幼虫300匹放流 戸塚公園せせらぎ谷で
大坂台町内会(上田裕会長)は5月12日、戸塚公園せせらぎ谷で平家ホタルの幼虫、約300匹を放流した。集まったのは3歳から小学6年生まで約70人の子どもたちや保護者ら約100人。子どもたちは、成虫とは異なる幼虫の姿に驚きながらも、成育に関するレクチャーを受け、約1時間かけて、水を張った紙コップに入れた幼虫を順番に放していった=写真。
成育の時季の違いから、4月末には源氏ホタルの幼虫を、今回は平家ホタルの幼虫を放流した。同町内会によると、同場所で源氏ホタルが舞うのは6月の上旬、平家ホタルは下旬。視認でき次第、町内会の回覧板で情報を発信するという。
同町内会がホタルの幼虫を放流しているのは7年前から。成虫、産卵、ふ化のサイクルを同場所で定着させることが願いだ。
上田会長は「活動を通じ、町内の親睦につながればと、前会長から継承している」と近隣住民同士の交流の場としても手応えを感じている様子。子どもと参加したという転入3年の主婦、竹下久美子さんは「この町内に住んで良かった。親子共通の話題も増えた」と話していた。
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