いじめ根絶へ 約150人が議論を深化 南部横浜子ども会議
子どもたちが主体となって、いじめ根絶に取り組む横浜子ども会議の方面別会議が市内4カ所で行われ、戸塚・港南・栄・金沢・磯子の5区による南部会議は7月18日、戸塚スポーツセンターで開かれた。
集まったのは市立小・中・高校の代表児童・生徒ら約150人。6月に行われた各区会議を受け、自校で始めた取り組みやアンケート結果を紹介するなど、個人の意見を言うだけでなく、より多くの児童・生徒の思いを反映した議論の場となった。
グループ毎の議論では中学生が司会を務め、サポート役の高校生が「もっと皆が(議論の)輪に入れるといいよ」などと助言する姿もみられた。市立金沢高等学校1年、田中優里さん(15)は「今日出た意見を生かしていきたい」と今後を見据えた。
参加者同士の話し合いにより、8月の市全体会議に参加する代表児童・生徒24人も決めた。
代表となった市立富岡中学校3年、中牟田沙綾さん(14)は「(いじめをなくしたいという)皆の気持ちを再確認できた。私に代表を任せてくれた人の思いを背負って頑張りたい」と話していた。代表の一人、市立東俣野小学校6年の佐藤大空くん(12)は「他の人が良い意見を出していたので、自分も(8月の)本会議でしっかり意見を伝えたい。学校と横浜を良くしたい」と意気込んでいた。
各方面別会議の代表が集まる横浜子ども会議は8月22日(木)9時30分から、横浜シンポジア(中区)で行われる予定。
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