戸塚警察署(長塚二郎署長)と戸塚区役所(葛西光春区長)が、地震など大規模災害の発生により、戸塚署が損壊またはその恐れがある際に、区総合庁舎の会議室等を戸塚署の代替施設として使用する協定を8月23日に締結した。
区内では昨年4月の日立コンシューマエレクトロニクスに続いて2例目。同協定締結は、東日本大震災時に被災地で警察署が機能しなくなり、対応が遅れた事例を受けて2011年末から進められてきた。神奈川県内各署でも同様の協定が締結されている。
締結にあたり、長塚署長は区総合庁舎の優れた耐震性、戸塚駅直結という利便性、消防署や土木事務所などの関係機関が徒歩圏内であることなどの利点を挙げ、「(戸塚署が損壊した際に)いち早く警察機能を移すことで迅速・的確な災害初動対応などの警察活動を実施する」と話した。葛西区長は「この協定を一つのきっかけとして、区民の安心・安全のために努めていきたい」と話した。
戸塚署の中村圭吾警備課長によると、今後も代替施設を増やすため、区内の施設や企業に協力を呼びかける予定という。
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