神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2013年9月19日 エリアトップへ

自作曲と朗読で絵本を楽しむ「絵本コンサート」をピアニストとして続ける 西本 梨江さん 原宿在住 36歳

公開:2013年9月19日

  • LINE
  • hatena

メッセージ、音に乗せ

 ○…絵本の朗読に合わせ、ストーリーや場面をイメージした自作の曲を演奏する「絵本コンサート」を15年前から続けてきた。10月14日には旭区民文化センターで自身初となる乳幼児向けの絵本コンサートを行う。「言葉がわからない赤ちゃんでも音や絵は楽しめるはず。絵本も小さな子が楽しめるものを選びました」と静かにほほ笑む。

 ○…絵本コンサートを始めるきっかけとなったのは、桐朋学園大学在学時に作者の柳瀬房子さん本人からもらった絵本『地雷ではなく花をください』。絵本を手に取ったのは久しぶりのこと。読み終えると心の中から湧き上がるものがあった。「音楽を通して絵本のメッセージを伝えられたら…」。翌年、早速コンサートを開催。以来、だんだんと依頼が舞い込むように。横浜市の小中学校では既に20回以上開催した。児童生徒の朗読に合わせ演奏することも。

 ○…絵本コンサートと並行し、ソロの活動や他の演奏家との共演、編曲など、ピアニストとしての活動は幅広い。ピアノを習い始めたのは3歳のとき。レッスンに行っても全く話さず、「何を考えているかわからない無口な子」だった。しかし、大好きなピアノの演奏には感情が出やすいようで「先生には『音を聞けば考えている事がすぐわかる』と言われましたね」と笑う。

 ○…作曲は幼いころから学び、コンサートで発表した経験もあった。短い絵本であれば1日でイメージを曲にできることもあるという。選ぶ絵本は「実際に読んで心に残ったもの」。学生時代から音楽を通しての国際理解や平和活動に力を注いでいることもあり、社会的な問題や平和、ボランティアについての作品も多い。国連食糧農業機関(FAO)の準親善大使としてチャリティーコンサートに出演したり、自身のコンサート会場でFAOの活動紹介や募金活動なども行っている。音楽と絵と物語、3つの形で絵本に込められたメッセージを届ける。

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook