大規模地震 対応を 旧庁舎で総合訓練
戸塚区内での大規模地震発生を想定した総合訓練が10月18日、旧戸塚区総合庁舎で行われた。
訓練は戸塚消防署と戸塚区総務課の共催で実施し、戸塚署の消防隊員や戸塚消防団、戸塚区役所自衛消防隊、横浜医療センターのYMATが協力。当日は1部と2部に分かれ、1部は地域住民や近隣企業の社員ら、区の職員を対象に行われた。
1部の起震車による訓練では、震度7を体験=写真。これまで体験したことのない大きな揺れに、参加者からは「身動きが取れず、立ち上がることができなかった」「一人だったら慌てて、頭を守ることもできないかもしれない」などの声が聞かれた。
そのほかにも煙体験、初期消火、ジャッキを利用したがれきからの救出、ロープの取扱い、トイレパックの使用など訓練内容は多岐にわたった。2部では消防署と特別高度救助部隊、消防団、YMAT、自衛消防隊員の訓練が行われ、各機関の役割が再確認がされた。
戸塚消防署の寺尾孝行予防課長は「ここまで大規模の訓練は少ないのでは」と話していた。
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4月18日