かつての日立横浜病院が昨年12月、新たに医療法人を設立してスタートを切った「平成横浜病院」(戸塚町)。4月からは地域医療連携室長を務めていた外科消化器科医師の三輪健氏が院長に就任し、より地域に密着した医療の提供をめざして体制強化を図っている。
医療法人設立後、日立時代の医療体制を継続しながらも、リハビリテーション機能のさらなる充実化をめざしていた同院は、スタッフの増員などにより365日リハビリが行える環境を整備。3月からは在宅療養支援病院として、訪問診療や訪問看護が24時間対応できる体制もできあがった。
さらに、地域で発生するあらゆる疾患に対処しようと、4月からは整形外科に常勤の医師を3人に増やし、院内でのオペが可能に。泌尿器科の外来診療も始まったほか、健康は食から始まるとして口腔外科にも担当医師を増員した。
また、地域包括ケア病棟も新設。大病院で急性期の治療や手術を受けた後の地元での受け入れ先としての機能も整った。三輪院長は「リハビリも、より自宅から近い場所で受けられるほうが患者や家族にとって安心感がある。地域に根差した病院として、これまで以上に大病院との連携も図っていきたい」と話していた。
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