戸塚文化協会(西川久生会長)がこのほど創立30周年を迎えた。会員数の減少や高齢化といった課題に直面するなか、5月17日には記念の式典やパーティーが執り行われ、これを機に再び会を活性化させようという盛り上がりをみせていた。
「戸塚文化サークル連絡会」を母体に、地域文化の発展を目的として1984年に創立した戸塚文化協会。さまざまな趣味をもつ個人や団体が所属し、活動成果を披露する文化祭などを定期的に開催してきた。
現在は日本舞踊や吟詠、囲碁など22部門に約1300人の会員が所属するが、高齢化などの影響で、全盛期と比較すると約4分の1にまで減少している。式典の冒頭であいさつに立った西川会長は、「若かった30年前と比べ、会員の高齢化が進んだ」としながらも、「昨年には待望の新しい戸塚区民文化センターも開所した。我々も、地域の文化芸術の発展のためにもう一度頑張ろう」と会員に呼びかけていた。
また、田雑由紀乃戸塚区長は、区の基本目標『ともに つながる 活気ある とつか』を紹介しながら、「文化や芸術を通じたつながりや活気はすばらしい」。区連合町内会自治会連絡会の常盤欣二会長も、「文化協会は区内の3大祭りに関わり、お祭り気分を盛り上げてくれる」と、それぞれ文化協会が果たしている役割に感謝の言葉をのべた。
パーティーでは、会員が民謡やフラダンスを披露したほか、映像部の染川春雄会長が協会創立時から撮りためてきた活動の様子を上映。染川会長は協会の魅力を、「作る楽しみ、見てもらう楽しみ、色々な分野の趣味をもつ人と交流する楽しみ」と話していた。
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