戸塚駅東口周辺を会場に3月29日(日)、戸塚アンダーパス開通を祝うとともに、戸塚駅前の大踏切閉鎖を惜しむイベント「とつか宿『こんぴら市』〜ありがとう戸塚大踏切」が開催される。町内会や商店会等が主体となった企画には、人の輪の広がりを地域活性につなげたい地元の願いが込められている。
戸塚大踏切デッキの完成を機に地元町内会や商店会が企画した「とつか宿『こんぴら市』」は、かつて開かれていた地域イベントに因んで名付けられたという。昨年9月に開催された第1回は、地元企業の協力もあり、雨天にも関わらず多くの人で賑わった。
3月29日(日)の「こんぴら市」は2回目の開催。大踏切が閉鎖されたことにより、戸塚駅近くを通る国道1号線のうち、戸塚駅東口入口交差点から大踏切までの区間を初めて車両通行止めにして行われる。イベントの主催は、とつか宿こんぴら市実行委員会(藤谷恵一実行委員長)。協力は、吉田町内会、矢部町内会、戸塚区商店街連合会、戸塚駅東口商店会、とつか宿駅前商店会。
同実行委員会では、今企画を賑わい創出のほか、安全面、管理面でも今後への布石としており、藤谷実行委員長は「地域の力で開催するイベントが、どこまで地域の絆づくりにつながり、どこまで賑わいを創出できるか。定期的に開催するためにも、ぜひ成功させたい」と力を込める。
地元店の露店やフリマも
イベントの開催時間は午前11時〜午後3時。地域の商店などがパンや野菜などを販売するほか、ステージでは地域の学校・サークルによる演奏・演技、地元ミュージシャンによる演奏、フリーマーケット等が企画されている。
戸塚大踏切デッキ上では、街の写真や陶芸・チタン工芸の作品展が行われる。陶芸教室からは、スプーンで磨くと光る泥団子約300個の配布もある。
スタンプラリーへの参加は先着1000人。会場では3月25日発行、戸塚踏切新聞(1部100円)の販売も行われる。
藤谷実行委員長は「多くの方にご来場いただき、地域を思う、楽しい人たちがいることを知ってもらいたい。そして(こんぴら市が)持続可能なイベントになればうれしい」と話す。
今後の企画として、同会場を3町内会の神輿の休憩場所にすることで、多くの地元住民らの交流を生む案も出ているという。
問い合わせは、同実行委員会【電話】045・864・9496(Slow Beauty ぷれじ〜る)へ。雨天中止。開催の最終判断は27日午後7時に、29日の天気予報をもとにして実行委員会で判断する。
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