市政報告 東戸塚駅混雑緩和へ、階段等の新設案 横浜市会議員 中島光徳
大船方面への階段等の設置検討
継続的に報告させて頂いているJR東戸塚駅の混雑解消や安全対策については、JRと横浜市による共同調査が実施されていましたが、改札階からホーム階への新たな歩行者動線として階段とエスカレーターを設置する案について平成26年度の検討結果が取りまとめられました。
その結果、ホーム上の混雑の平準化につながると考えられる2案について施工計画の深度化を行い、両案とも概算事業費は20億円前後、工期は2年前後との試算結果が出ました。市担当者によると、2案のうち、現在の自由通路の大船方面に改札口を設け、階段とエスカレーターを設置する検討案がより効果的ではないかとのことでした。
東戸塚駅は、ラッシュ時などにはホーム上の一定の場所に利用客が滞留し危険な状況となりますが、この計画が実現されれば、人の滞留が分散され安全につながると期待されます。
一方、2年前後に及ぶ工事期間中には、ホーム上に工事帯を設置することになり、今以上に混雑が激しくなる恐れがあることや、事業費をどのように捻出するかなど様々な課題もありますので、引き続き関係機関と協議していきます。
停車列車の増加も要望
同駅については、今年3月までにホーム上のベンチ等が移設・撤去され、最混雑エリアの混雑緩和が図られているほか、大型連休中にはエスカレーターの高速化対応工事も行われました。費用対効果の面からも有効な混雑緩和策である、湘南新宿ラインの全面停車についても継続してJRに対して要望していきます。
東戸塚駅の混雑緩和に向けた改良は、現在の駅利用者の安全を守るほか、同駅周辺のまちづくりを安心して推進するためにも重要な課題です。私は今後もこの課題の解決に取り組んでいきたいと思います。
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