横浜YMCAによる東日本大震災復興支援講演会「小さな命の意味を考える〜あの日の大川小学校の校庭から学ぶもの〜」が7月4日、湘南とつかYMCAで行われた。講師を務めたのは東日本大震災の遺族らでつくる「小さな命の意味を考える会」の代表を務める佐藤敏郎さん。当時石巻市立大川小学校6年生だった佐藤さんの次女は震災で犠牲となった。その経験を胸に、震災の実態を伝え命について考える活動を多岐に渡り行う。
講演会では、被災した児童らの気持ちが時間が経つにつれ変化する様子を描写した俳句を紹介したり、実際に津波に襲われた時の状況、「津波の後は子どもが命に見える」と自身の教育というものに対しての考え方の変化などを語ったりした。受講した参加者は時折涙を流しながら佐藤さんの話に耳を傾けていた。
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