秋葉増威八幡社の夏祭りが7月24日・25日に行われた。日程のどちらかが土曜日か日曜日に重なった場合に開催されるため、夏祭りの開催が5年ぶり、こどもみこしはさらに準備などの条件がそろった場合に出るため、十数年ぶりとなった。50人以上の子どもが参加し、みこしを担いだだけでなく、スイカを食べたり、うちわ作りを楽しんだりした。カブト虫の幼虫もプレゼントされた。
秋葉増威八幡社は奈良時代天平元年(729年)の創建で、区内でも古い神社。祭りの前に行われた奉納では、宮司による舞いや飾り切りされた地元野菜、小麦入りの赤飯などが納められた。この赤飯の由来は、神社に神像が還された日に、米が足りず小麦を蒸して奉納したことから。
現在の課題は夏祭りへの参加、また運営に携わる人の減少。跡を継ぐ人がおらず、主催者の高年齢化が進んでいる。同神社宮総代の高橋長治郎さん(67)は「周辺企業や氏子の協力で成り立つ行事。これをきっかけに地域に関心が向けば」と話した。
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