横浜市経済局は、女性起業家をサポートする事業として昨年10月から行っている「クレアズマーケット」(戸塚駅構内)から3人の卒業生を送り出し、7月に新しい店舗を開業させた。
今回新たに出店したのは、オリジナル自然派化粧品を販売する「Serendipity Trading(セレンディピティ・トレーディング)」の住貴恵さん。「国内では認知度の低いウガンダ産のシアバターを、日本で広めたい」という思いから起業し、ネットショップや都内のマルシェを利用し経営していた。ワークショップなどを行える実店舗を持ちたいと志したことから、販促マーケティングの指導も受けられる同事業に申し込んだ。「将来は柔軟性のある横浜市で自分の店を持てれば」とのこと。
卒業生のうち2人は本格出店している。「ネイルサロンリーチェ」を構えていた田崎宏子さんは、戸塚町に自分の店舗を構えた。プチ断食といわれるファスティングの指導など、他店にないサービスも提供し差別化を図るほか、地元福岡での出店を目標に戸塚を担う次世代の育成にも力を入れる。「クレアで教わったことを生かし、人気店にしたい」と意気込みを語った。
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