セントラルフィットネスクラブ東戸塚で12月7日、人命救助を行った同施設関係者と会員に戸塚消防署長から感謝状が贈呈された。
同施設で10月、トレーニング中の40代の男性が突然倒れ心肺停止状態になる救急事案が発生。同じ場に居合わせた会員の高橋定雄さんとトレーナーの高山菜緒さんが、男性がけいれんを起こしていることに気づき心臓マッサージを行った。2人の呼び掛けによりインストラクターの坂入裕さんが駆けつけた。3人の協力による心肺蘇生法の実施とAED使用の結果、男性は自発呼吸と意識が回復し現在は社会復帰している。
高橋さんは元小学校教諭で、現在は家庭防災員。応急手当の講習を日常的に受けていた。高橋さんは「人が倒れたのを見て体が勝手に動いた。指導を受け、練習していた成果だと思う」と話した。
高山さんと坂入さんは、一カ月に1回、施設でAEDの使い方を含めた応急手当の講習を受けており、今回実践。高山さんは「倒れた後、意識が無く驚いた。(意識が)戻ったときはほっとした」と話し、坂入さんは「最初は貧血かと思ったが、事態が重大であることに気づき、講習で教わったことを実践した」と振り返った。
坂本署長は「センターの方と会員さんの迅速な対応のおかげで大切な人命が救われた」と感謝の気持ちをを表した。
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