2月21日に第23回全国クラブラグビーフットボール大会決勝に臨む 荻野 岳志さん 下倉田町出身 23歳
「志高く、上を見続ける」
○…「体をぶつけ合うハードなスポーツだけどそれだけに勝った時の喜びは大きい」とラグビーの魅力を熱く語る。全国でもその名を轟かせるクラブチーム「神奈川タマリバクラブ」でウィングとしてプレー。2月21日には埼玉県の熊谷スポーツ文化公園で全国のクラブチームの頂点を決める決勝に出場予定。意気込みを「絶対に勝ちたい。少しでもチャンスメイクをして、チームの勝利に貢献できれば」と肩に力を入れる。
○…戸塚で生まれ、横浜市立倉田小学校に入学。「目立ちたがり屋で学級委員などをつとめたりしていました」と恥ずかしそうに振り返る。その後、横浜市立豊田中学校を経て、神奈川県立柏陽高等学校に入学し、恩師と出会う。恩師の勧めで陸上からラグビーに転向。「いろいろなスポーツに体験入部したが一番感覚に合っていた」とにやり。その後、早稲田大学で活躍した。2年生から公式戦に出場するようになり、世界選手権日本代表としてU19、U20でもプレー。「出会った仲間たちは今でも付き合いがあり、大切な存在」
○…好きな言葉は「志高く」。常に現状に満足せずに「上を見続けていきたい」。商社マンとして貿易の仕事に携わる傍ら、週末はラガーマンとして芝生の上で奮闘する日々。ラグビー以外は仕事で使う英語の勉強や、最近始めたゴルフの練習に時間を割く。「ゴルフボールはなかなか思うように飛んでくれないですけどね」
○…大学2年時に早稲田の寮に入ったことで育った地から離れる。「地元に帰るとやっぱり、安心する。柏尾川も流れていて自然もありバランスのとれた街」と地元への思いについて語る。今後については「まずは目の前にあるクラブ日本一を目指す」とし、そのためにできることをやる決意だ。仕事では「語学力を身に付け自分の武器に。失敗を恐れずに謙虚に日々を過ごせれば」。的確に己の目標を見定め、眼光鋭く前へ前へ突き進む。
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4月18日