県政報告【13】 3・11を忘れないために 神奈川県議会議員 北井宏昭
東日本大震災から間もなく丸5年が経過します。
「未曽有の大災害」「戦後最大の国難」などと表され、被災地以外でも防災・減災に対する意識が高まりました。そして今、その思いを風化させないための取組みが重要になっています。
2年前、政府が発表した今後30年の大地震発生確率は、横浜市で78%。やはり大規模災害への備えは待ったなしです。
とは言え、日々災害におびえた生活を送る必要はないと考えます。大規模災害への備えを各家庭・各地域、そして行政でしっかりと整え「悲観的に準備」をした上で「楽観的に構える」、それが災害への備えの本質だと考えます。
準備に優る対策なし
私も昨年、県議会に戻らせていただいて以来、4年間の東北での活動を基に災害対策を重点的に提言して参りました。【1】災害発生時の治安悪化対策=女性と財産を守る準備【2】現実的な応急給水体制の強化【3】不足する恐れのある避難所の拡大策【4】大規模建築物等の耐震化支援=天井崩落予防対策――などの行政施策の進んでいない部分もまだまだ見受けられますし、その限界も感じます。
そこで改めて重要になるのが、自分や家族を守る「自助」、そしてご近所同士が協力し合う「共助」です。
それには普段からの準備と心構えが大事なのです。
神奈川県は、民間団体との共催で3月5日(土)・6日(日)の2日間、メモリアルイベント「3・11を忘れない」を横浜公園で開催します。目的は【1】県民の防災意識の向上【2】被災地を元気づける復興支援――の2点です。ぜひご来場いただき、皆様のご意見をお聞かせください。今後の施策提案に反映させて参ります。
また被災地・東北での私の見聞と体験や、県議会での提案・提言等の出張活動報告も行っております。ぜひ、わが身・わが街を守る一助としてご活用ください。
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