地域の団体・組織と社会福祉法人(社福)の相互協力により地域課題の解決をめざす「社会福祉法人と地域つながる連絡会(以下、連絡会)」が、第3期とつかハートプラン(戸塚区地域福祉保健計画)の推進に協力する。3月25日には(社福)横浜市戸塚区社会福祉協議会から連絡会の会員法人に対し、同計画の目印「こころんのぼり旗」が贈呈された。
連絡会は昨年7月に設立された組織。2015年度の介護保険法の改正により、社福の積極的な地域貢献活動への関わりが示されたことなどを背景に、(社福)松緑会が発起人となり区内の社福に呼びかけた。現在は22の社福、29施設が参画している。
一方、同計画は、誰もが安心して心豊かに暮らすことのできる地域社会の実現を基本理念とし、戸塚で暮らし、学び、働くすべての人に関わる計画。このほど策定された第3期計画では、企業や施設等との連携を重視している。連絡会の発起人でもある(社福)松緑会の小倉徹理事長が同計画の策定・推進委員会の委員であることも連携・協力に向けての追い風となった。
3月25日にフレンズ戸塚で行われた贈呈式には連絡会の委員7人が出席した。田雑由紀乃戸塚区長の立会いで、戸塚区社協の有賀美代会長から「こころんのぼり旗」が手渡された。「こころん」は同計画のマスコット。各社福に贈られたのぼり旗は、施設により常時掲出したり、イベント時等に、同計画の普及活動に活用したりするという。
田雑区長は「地域の方々に『このような街が好きだな』と思ってもらえる取組みにつながれば」、また、有賀会長は「取組みが市内でも注目されている連絡会のご協力は大歓迎」と期待感を示した。小倉理事長は「できることは何でもやり、地域の問題解決の一助となれたら」と話していた。
また、連絡会では、連携・協力の意思表明として「つながる連絡会ステッカー」を作成し、各施設の入り口等に掲示する。
戸塚区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>