東俣野地区の境川周辺で５月３日から５日まで、「東俣野凧の会」などが主催する「凧揚げ大会」が開催された＝写真。
かつて同地区には、男の子が生まれると、名前を書いた凧を作る風習があったという。この風習を復活させようと、同会が約20年前に結成され、以来毎年、この時期に凧揚げが開催されている。
今回は、同会が今年作り上げた７尺四方の凧をはじめ、藤沢市内からも団体が参加し、大小さまざまな凧が揚げられた。開催中は連日多くの来場者で賑わい、とりわけ３日は３００人近くが訪れ、空に舞い上がる凧を見上げた。
同会会長の石井教朗さんは「凧を作ってほしいという依頼があり、メンバーで作り上げた。当日はよく揚がってくれたので良かった」と話した。
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