神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2016年7月21日 エリアトップへ

横浜、川崎市内の新聞販売店で組織される、京浜新聞販売組合の組合長に就任した 掛川 保之さん 川崎市在住 55歳

公開:2016年7月21日

  • LINE
  • hatena

目指すは地域貢献の拠点

 ○…横浜市、川崎市の新聞販売店全270店で組織される「京浜新聞販売組合」の第56代組合長に就任した。読者と地域に支持される新聞販売を目指し、販売事業の発展だけでなく、各店が地域に根付いて社会貢献できる事業を進めている。初めて務める大役に「責任の重い立場。やるからにはしっかりやりきりたい」と決意を語る。「我々はあくまで地元でやらせてもらっている立場。フィードバックできるような事業を行っていきたい」

 ○…父親が新聞販売店を経営しており、生まれた時から身近な事業だった。学生時代は新聞奨学生として配達に励み、24歳の時に早くも店舗の所長を務めることに。「(店舗を)大きくすることだけを考えていた。若さと未来があったね」と懐かしげ。「やるだけやってみようという思いだった。商売は自分がどう行動するかで決まる」。現在は「掛川エンタープライズ」という会社で川崎市高津区周辺の複数店舗を運営している。

 ○…「新聞販売は競争ではなく協調の時代になった。地元に根付く店舗として、やさしいまちづくりにも貢献していきたい」と地域貢献の役割を積極的に果たすつもりだ。特に配達中の高齢者見守り活動に力を入れ、組合員全員が研修を受けて、認知症高齢者への声かけを行うなどの方針も定めた。「各店舗が『地域貢献ステーション』になれる。地域に安心してもらえる場所として、震災時のサポートや各イベントへの参加もやっていきたい」

 ○…大切にしているモットーは「人に優しく」「出会いを大切にする」こと。「人との出会いは自分に新たな気付きを与えてくれる」と、多くの人との関わりがカンフル剤だ。趣味は他業種の友人たちとゴルフを楽しむこと。「社員にも『友だちはいつでも増やしなさい』と言っている。友だちが多い方が楽しい老後を送れると思うから」。「人が好き」という思いが地域貢献の原動力になっている。

戸塚区版の人物風土記最新6

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

金山 保さん

2023年度の神奈川県青少年育成功労者表彰を受賞した

金山 保さん

汲沢町在住 71歳

3月7日

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

4月から下郷小学校コミュニティハウスで「名句鑑賞集中講座」の講師を務める

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

(本名:渡辺 治夫)戸塚町在住 81歳

2月29日

石橋 重則さん

横浜市学校保健大会で表彰された、東汲沢小学校ひぐみ学援隊の隊長を務める

石橋 重則さん

汲沢在住 72歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook