神奈川県立上矢部高等学校は、学校法人女子美術大学と教育交流に関する協定を締結し、6月27日に行われた調印式に臨んだ。美術教育の分野で様々な協力関係を築いてきた両者は今後、より一層の連携の充実・強化を図る。女子美大はまた、県立白山高等学校(緑区)とも同様の協定を結んだ。
協定は、両高等学校が普通科美術コースとして取り組んできたものを、来年4月から普通科に併置する形で、新たに専門学科としての美術科を設置することを契機に締結された。
交流が教育の刺激に
目的は、相互交流を通じ【1】高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めること【2】大学の求める学生像および教育内容への理解を深めること――。これにより教育の活性化を図る。
両者はこれまでも、上矢部高校で女子美大教授が特別授業を行うなどの交流活動を行ってきた。調印した上矢部高校の井口貴夫副校長は「取組みを通して、生徒がさまざまな体験ができれば」と話した。また、女子美大の横山学長は「高・大連携のモデルケースになれば」と期待を表した。
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