戸塚歯科医師会(小篠(おざさ)一雄会長)は9月10日、地域の子どもたちを犯罪から守ろうと「こども110番のはいしゃさん」としての活動をスタートさせた。同歯科医師会に加盟する90の歯科医院が玄関等に共通のステッカーを掲げ、子どもたちの避難場所としての取組みを通して地域に貢献する。
あぶないとおもったときは、すぐにここへかけこもう!―。
前田町にあるオザサ歯科医院の入口にはられたステッカーにはそう書かれ、戸塚歯科医師会と戸塚警察署の名が入っている。このステッカーを掲げる加盟歯科医院では、犯罪に遭ったり、遭いそうになったりした子どもらが助けを求めてきた場合に、子どもたちを保護した上で警察等に連絡する。
同歯科医院の院長でもある小篠会長によると、青葉区の歯科医師会が始めた活動を参考にしたという。
「(活動は)防犯に加え、災害時の対策の意味もある。次世代を担う子どもたちが健全に育っていく一助となれば」と小篠会長。戸塚警察署では「このような活動が広がることは、犯罪の未然防止の観点からも大変有効」としている。
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