市内の事業所で防災を担う自衛消防隊が出場し、消防技術を競う訓練会が10月19日、横浜市消防訓練センターで行われた。
訓練会には、各区の代表48隊240人が参加した。 屋内消火栓操法は、指揮者以下4人で屋内消火栓を使いホースを延長、資機材撤収までの隊員の基本動作と計測時間等を審査する。
女性のみの部では、医療法人横浜柏堤会戸塚共立第2病院=右写真=が最優秀に輝いた。指揮者の小栗優実さんは「力を出し切って優勝できた。(日頃の業務では)患者さん第一として活動している」と話した。
男性または、男女混成で編成される部に出場した同病院の部隊も奮闘した。
1隊4人編成で小型動力ポンプを使いホースを延長、標的が倒れるまでの計測時間や資機材撤収までの基本動作を重点に審査する小型ポンプ操法で最優秀となったのは、(株)ブリヂストン横浜工場=左写真。指揮者の田代優治さんは「指導いただいた消防署の方、上司の応援を受けての結果にうれしく思う」とコメントした。
各部隊の統制された動きを目の当たりにし、横浜市消防局予防部予防課長の秋元雅彦消防監は「訓練の成果が見えるよい動き。いざという時、地域のためにも力を発揮してもらえたら」と話した。戸塚消防署の坂本浩署長は「防災意識の高さを感じる。戸塚区は層も厚い。今日は『戸塚ここにあり』という姿を示せたのでは」と、戸塚勢の健闘ぶりを称えた。
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