神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2016年12月15日 エリアトップへ

「戸塚のまちづくり」プラン およそ16年ぶり改定へ 素案を公表 意見募集中

政治

公開:2016年12月15日

  • LINE
  • hatena
「お気軽にご意見を」と区担当者
「お気軽にご意見を」と区担当者

 横浜市都市計画マスタープラン戸塚区プラン「戸塚のまちづくり」がおよそ16年ぶりに改定される。戸塚区ではこのほど、同プランの改定素案を公表し、来年1月31日(火)までを期間として意見を募集中。戸塚区役所では「より良い戸塚のため、気軽に意見を寄せてほしい」としている。

 都市計画マスタープランは、土地利用の規制・誘導や道路・公園等の基盤施設の整備内容を定める都市計画の基本的な方針を示すもので、横浜市都市計画マスタープランは、全体構想と地域別構想により構成されている。

 戸塚区プラン「戸塚のまちづくり」は地域別構想に該当する。区の望ましい将来像等が示され、おおむね20年後の2037年を目標年次としている。

社会情勢の変化等が背景

 同プランは2001年に策定され、15年以上が経過した。改定の背景には、少子高齢化や地球温暖化がさらに進み、社会情勢が変化したことなどがある。

 主な改定内容は、鉄道駅を中心としたまちづくりのあり方や、大規模土地利用転換における適正な土地利用の誘導などを新たに追加した点。区の成り立ちや現況データの充実を図り、防災分野の記述を増やしたほか、環境問題などの記載内容も整理した。

 基本理念は「自然と歴史に育まれ、暮らしと賑わいがあるまち戸塚〜活力と活気のある持続可能な社会の実現」。部門別に▽土地利用▽都市交通▽都市環境▽都市の魅力と活力▽都市防災――の方針が示されている。

エリア別の視点も

 戸塚らしさを生かすことを重視し、戸塚駅周辺・東戸塚駅周辺・柏尾川・旧東海道の4エリアの視点を盛り込んだ。

 例えば、戸塚駅周辺を「業務・商業・文化など多様な機能が集積する主要な生活拠点」と位置付け、目標像として▽誰もが歩きやすいバリアフリーのまち▽東西が一体となり発展するまち――等を挙げた。

 意見募集後は改定原案の作成、その公表・意見募集等を経て、17年度の改定プラン告示を目指す。

 改定素案は区総合庁舎9階区政推進課や区内地区センター等、また戸塚区ホームページでも閲覧できる。

説明会も実施

 12月17日(土)午前10時から、21日(水)午後7時からは、改定素案の説明会も行われる。会場は戸塚区総合庁舎3階・多目的スペース中で、当日参加も可。

 戸塚区役所の担当者は「まちづくりの目標は、より良い戸塚の実現。ご意見がございましたらお気軽にどうぞ」と話している。

 意見の提出方法などに関する問い合わせは、戸塚区役所区政推進課企画調整係【電話】045・866・8327へ。

戸塚区版のトップニュース最新6

多目的広場が公開

舞岡八(はち)幡(まん)山しぜん公園

多目的広場が公開

団体利用は5月開始予定 

3月28日

支援続けて10周年

発達障害がある家族持つ人

支援続けて10周年

区内で活動 動画を制作

3月28日

戸塚区内には211

災害応急用井戸

戸塚区内には211

発災時「生活用水」で活用

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

園芸博 機運醸成にフェス

横濱花博連絡協議会

園芸博 機運醸成にフェス

16日、17日 通信施設跡地

3月14日

”歌う自販機”で地域活性

戸塚モディ前

”歌う自販機”で地域活性

戸塚泉栄工業会が協力

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook