急な坂道を、我さきにと駆け上がる26頭の馬――。今にも動き出しそうな一頭一頭は、すべてひとつの石から彫られたものだという。
「萬馬奔騰(まんばほんとう)」というこの作品を所有するのは、戸塚町在住の中野富夫さん(71)。元々石が好きで、自宅には「羅漢像」を始め様々な石の彫刻が並ぶ。約30年前に台湾で一目惚れし、購入したという。中国福建省産地の寿山石(じゅざんせき)という素材で作られ、赤や黄、白色が混ざり映えるのが特徴。「雨に濡れるとより鮮やかになるのが魅力」と話す。
幅2m73cm、高さは1m65cm。重さは1・4tに及ぶ。「とても珍しいので興味のある人はぜひ見に来て下さい」とのこと。現在転居等を念頭に売却も検討中という。(問)【携帯電話】090・1991・7281(高木さん)
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