戸塚駅周辺で街歩きしながら地元に親しむイベント「歩(ある)き愛(め)です」の初開催が決まった。実行委員会も立ち上がり、現在準備を進めている。
専用の歩数計を持ってウォーキングし、歩数に応じて協賛企業から提供品をもらえる同イベント。健康づくりと同時に街への愛着を深めてもらおうと、区内の企業を中心に構成される実行委員会が企画した。
開催日は4月5日(水)に決定。区の花でもある桜の名所を歩きながら、旧東海道の宿としての歴史を持つ一面を垣間見ることができる高松寺や清源院、吉田大橋、江戸見附跡、その一方再開発が進んだ一休広場、戸塚大踏切デッキ、吉田電車の見える公園などがウォーキングコースとして設定されている。
現在実行委員会は当日に向けて細部の調整を進めているところだ。実行委員の林祐子さんは「歴史と新しさ、両面あわせ持つのが戸塚の魅力。それを広く知ってもらえるところを選定しました」と話している。
地域活性化が狙い
「歩き愛です」は戦後のベビーブーム世代「黄金の60代」を研究する「GS世代研究会」が提案しているイベントで、日本の各地の自治体や企業が地域活性化を狙い、積極的に行っているもの。
区内ではこれまで東戸塚で2回開催されており、多くの人と企業が参加するイベントとして好評を得ている。昨年春の開催では、開設35周年を迎えた東戸塚駅の今昔、品濃塚などの史跡への見聞を深める企画を実施し、成功を収めている。今イベントはそれを受け、戸塚駅周辺でも開催を目指す声が昨年から上がり、実現に至った。
実行委員の林祐子さんは「街を広く、深く知り、親しみをもつことができるようになっています。終わった後も、歩数計で健康づくりに生かせる。気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
イベント終了後も、ステッカーを貼った全国の加盟店舗に歩数計を提示すると特典が受けられる。
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