俣野小学校と深谷台小学校が閉校となり、統合されることを受け、横浜市は地域住民や学校関係者らで構成される学校規模適正化委員会とともに、スクールゾーンの見直しも行ってきていた。その中で統合後の「横浜深谷台小学校」の通学路途中にある横浜薬科大学周辺が樹木で覆われていたり、雑草が生い茂ったりし、見通しが悪いことから、児童の安全を確保しようと、市は伐採と除草作業、清掃活動を2月中旬から下旬にかけて行った。
地域住民や保護者、検討員会は昨年6月、児童の通学安全上の課題を抽出するため、新たなスクールゾーンとなるルートの点検を実施。その中で「横断歩道を設置してほしい」「ガードレールをつけて欲しい」「街灯を増やしてほしい」「防犯カメラを設置してほしい」といった声のほかに、俣野町592番地から600番地付近の道路に出ている木の枝の伐採や落葉の清掃などの要望を戸塚区や戸塚警察署に提出していた。今回の措置はそれを受けたものだ。
検討委員会の副委員長を務めていた石井三雄さんは「この作業でこれまでに比べれば日光がさし、格段に明るくなった。これなら児童たちも安心・安全に通学できるのではないか」と話している。
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