川上地区社会福祉協議会(高久道男会長)が3月18日、秋葉町町内会館で2016年度の福祉活動発表会を行った。
同地区社協は、秋葉町と前田町で構成。川上地区連合町内会と協同しながら、安心して暮らせる地域社会の実現を目指し、地道な活動を続けている。具体的には、高齢者の相談対応を行っているサロン、障害者の支援や住民間同士の支え合いなどのほか、今回の活動発表会などを実施。こうした点が評価され、昨年11月には全国社会福祉協議会から区内で初めて表彰も受けている。
病院への付き添いも
当日は、高久会長のあいさつからスタート。その後、地区内で活動するグループの代表者らが事例発表をした。その中で前田ハイツ「おとなりサポート隊」は20人のスタッフが、東戸塚学童クラブの早朝見守りや、毎月2回茶菓子を楽しみながら情報交換をしたり、元薬剤師による薬の飲み方の相談を受けたりする活動を報告した。前田町のボランティアグループ「支え合う前田」からは、病院への付き添い、草取り、料理のサポートなどの取り組み発表、秋葉町町内会の「福祉部」からは男の料理教室、学童パトロール、川上小学校児童と交流をしたことなどの振り返りがあった。このほか、民生委員、保護司、児童委員、地区連合町内会ボランティアグループ「わくわくサポート隊」からの発表もあった。
高久会長は「こうした活動発表をすることにより、住民間でサポート支援策や情報を共有できている。『いい所取り』することで、日々の活動の精度をあげられる。今後も継続できれば」と話している。
戸塚区社会福祉協議会では「川上地区社協の取り組みは、他地区のモデルにもなる素晴らしいもの。波及効果も大きく、今後も住民ニーズにそった多世代循環型のまちづくり支援を期待している」としている。
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