戸塚区版 掲載号:2017年5月11日号
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柏尾川魅力づくりフォーラムの会長を務める

島尻 健兒さん

舞岡町在住 64歳

思い揺るがず清掃活動

 ○…柏尾川で活動する市民ボランティアグループや企業、近隣小学校ほか約20団体で構成される「柏尾川魅力づくりフォーラム」の代表を務める。戸塚区の風物詩、同川に架かる桜橋に飾られたこいのぼりも会が2009年からはじまり、今年も4月22日から5月7日までお目見えした。最終日には、約200人が集まり周辺の清掃活動を行った。「柏尾川は戸塚を代表する貴重な地域資源。今年も多くの人が、川に訪れ楽しんでもらえて良かった」

 ○…今でこそ多様な生物で溢れ、ホタルを愛でることもできるようになった柏尾川。しかし「1974年に舞岡に越してきた時に、近所のお年寄りが子どもの時分に柏尾川で小魚を捕まえたり、泳いだりしたと楽しそうに話すのを聞いたが全く面影がなかったので嘘でしょ、って驚いた」と苦笑い。自転車、家電製品が投げ捨てられヘドロが堆積した汚い川だったという。

 ○…高校時代をプロミュージシャンとして活動していた経歴を持つ。中学3年生からギターを始め、高校1年生の夏にヤマハが主催するコンテストの関東甲信越大会で優勝。学業と並行してプロダクションに所属。しかし大学進学を希望しプロ活動に3年で終止符を打つ。「次の目標を見据えたら、まっしぐらに突き進む性格だから続けなかった。なんでもそう」と朗らかに笑う。

 ○…出身は沖縄県宮古島。4歳まで過ごした家の目の前に広がる青い海、その美しい海が自分の原点。「自分の中に沖縄の海があるように、近所のお年寄りの中にもきれいだった頃の柏尾川の思い出がある。掃除したら、かつてのきれいな柏尾川を取り戻すことができるのかな」との思いに突き動かされ、39年前にフォーラム構成団体の一つ「柏尾川をきれいにする会」を立ち上げた。「後世にきれいな川を残すための模範となる」との設立時の思いは揺るがず、今も週に一度の会の活動に参加し清掃活動を続ける。

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