鳥が丘在住の華道家・安田青華さんが5月12日と13日、日本橋高島屋(東京都)で行われた「日本いけばな芸術展」に、同じ草月流の華道家2人とともに生けた作品を出展した。
この展示会は日本いけばな芸術協会が設立50周年記念で開催。13日には天皇、皇后両陛下が訪れ、安田さんらの作品を鑑賞されたという。安田さんは「このような機会をいただき、とても光栄」と振り返った。
今回出展したのは幅2mほどにもなる大作。白樺の木を置き、そこに黄色のオンシジウム、赤色のグロリオーサの花を生けた。また綿毛のような穂が特徴のスモークツリーをあしらうことで、明るく、「めでたいイメージ」にした。このように大きな作品は、ズボンにシャツ、軍手という恰好で、のこぎりやワイヤーを駆使して作るという。「着物を着て静かに生けるような印象が持たれがちですが、大工さんのような生け方もあるんです」と笑う。
安田さんは「花嫁修業に」と華道を初めて50年。現在は戸塚文化協会華道部の代表を務める。同部は5月25日(木)から28日(日)まで行われる「とつか文化・芸術祭」にあわせ、さくらプラザで展示会を開催する。安田さんも作品を出展予定。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。入場無料。
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