ソフトバレーボールやペタンクなど、誰もが楽しめる「ニュースポーツ」の普及に取り組む戸塚区さわやかスポーツ普及委員会が今年、30周年を迎えた。これを記念して6月24日、横浜市戸塚スポーツセンターで戸塚区ソフトバレーボール大会が行われた。
横浜市は1987年度より、子どもから高齢者まで誰もが楽しめる「ニュースポーツ」を広めようと、ヨコハマさわやかスポーツ普及事業を実施している。
各区に普及委員会が置かれ、講習や大会などを運営してきた。
6月24日に行われたソフトバレーボール大会は、さわやかスポーツ誕生30周年記念として実施。主に区内に住む中学生から70代までの男女約150人が参加し、汗を流した。
徐々に競技人口増
同委員会は、地域のスポーツ推進委員や青少年指導員、戸塚区老人クラブ連合会の会員ら32人が所属している。様々なニュースポーツの普及に努めており、とりわけ「ソフトバレーボール」、金属製のボールを投げて目標に近づける「ペタンク」、羽根つきのボールを手で打ち合う「インディアカ」の3つについては大会を企画・運営している。
会長の柴田武志さんは、さわやかスポーツの発足当初から普及に努めてきたひとりだ。当時ほとんど知られていなかったスポーツなので「普及委員自身がルールや教え方を一から学び、魅力を伝えていくことが大変だった」という。それでも委員の熱心な活動により、当初はそれぞれ10人規模だった競技人口も、現在は大会を開けば100人規模が参加するまで成長した。
若年層にも普及
同委員会は若年層への普及にも努めており、これまで小学校などにも訪問し、スポーツを指導してきた。柔らかいディスクをドッヂボールのように投げ合う「ドッヂビー」などのニュースポーツは現在も一部の小学校で行われているという。柴田さんは「健康づくりの一環として始める人も多い。『いつでも、どこでも、だれにでも』というテーマのもと、今後も浸透させていきたい」と話した。
同委員会は随時、周年大会を実施する。今年11月19日にペタンク大会を、来年3月11日にはインディアカ大会を開催予定。問い合わせは同委員会事務局【携帯電話】080・4654・5036へ。
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