神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2017年8月24日 エリアトップへ

8月23日に子ども防災体験塾を開催したとつか災害ネットの代表を務める 飯田 清子さん 戸塚町在住 75歳

公開:2017年8月24日

  • LINE
  • hatena

子どもに届け防災の心得

 ○…防災活動の重要性を伝える「とつか災害ネット」の代表を務める。上倉田町で8月23日に行った子ども体験塾は、クイズなども交えつつ防災方法を指導した。「もうすぐ関東大震災から94年。これを機に、子どもたちに防災を念頭に置いた生活を送ってもらえれば」と力強く語る。

 〇…結婚を機に戸塚へ移住。知り合いもなく不慣れな街での生活を充実させようと一念発起し、地域へ顔を出すように。そんな中、とつか災害ネットと出会った。当初は気軽な気持ちだったが、取り組んでいく中で妹が阪神淡路大震災で被災したときの体験談を思い起こし、徐々に活動へ熱を注ぎ始めた。3年前には仲間からの推薦で代表に就任。近年、熊本地震やゲリラ豪雨など各地で災害が相次ぐことから「戸塚の幅広い世代に防災意識を拡散すべき」と強く実感し、今回初の試みである子ども向けの防災イベントを企画するに至った。

 〇…若い頃から周囲には「みんなを引っ張る姉御肌タイプ」と評されてきた。会社勤めの傍ら、子どもに勉強を教えるボランティアなどの社会貢献にも尽力。その中でも特に力を入れたのはガールスカウトの世話役だった。この活動を通して「子どもはまるで海綿のように色んなものを吸収する」ことに気付かされたという。社会活動に熱心な一方で、趣味にも貪欲。学生時代から続けている短歌は「自信たっぷり」と満面の笑みを浮かべる。「思い立ったら即行動」のポリシーを胸に、日々を駆け抜ける。

 〇…今イベントの対象を小学生に絞ったのは「子どもに何かを教えたら親に伝わって、それがまた近隣にも伝わる」ため。災害時に起こるトラブルへの対処法を伝授し「両親がいない間に災害が起きても自力で対処できる術を身に着けてほしい」との思いもあったという。今後は「学生で構成される支援グループを災害ネットで設立したい」と新たな目標を見据えている。

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook