舞岡町や南舞岡の地域防災拠点に指定されている南舞岡小学校で9月30日、防災訓練が行われた。
参加したのは、舞岡台自治会、南舞岡自治会、舞岡第三町内会、メガロン戸塚日限山自治会の住民と、同小学校の児童、さらに消防署や消防団、市職員ら。合計で約600人の大規模な訓練となった。
この拠点での防災訓練は例年開催されているが、小学校側と合同で実施されるのは、昨年に続いて2回目。
横浜市の方針により同小学校が地域防災拠点として指定されているにも関わらず、合同訓練が行われていなかったことに対し、住民と学校側双方が必要性を感じ、始まった取り組みだ。
当日はまず児童らが、地震発生を想定して体育館へ避難。その後2度目の揺れが発生したという想定のもと、校庭へと移動し、そこで地域住民と合流するまでの流れを確認した。
また住民らから構成される地域防災拠点運営委員(築地進委員長)を中心に、避難者の受け入れ訓練を行ったほか、受水槽からの飲料水確保、炊き出し訓練などを実施した。
さらに備蓄仮設トイレの組み立てや、避難所生活ブースを体験するコーナーなど、今年から新たに開始した取り組みも。築地委員長は「近くに住む人同士が顔見知りの関係になっておくことが大切。その意味で、児童と共に訓練するのは大きな意義があったと思う」と振り返った。
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