谷矢部池公園に移設された戦没者をまつる忠魂碑の竣工式が3月10日に同公園で執り行われた。
この移設は、かつてその敷地内にあった旧戸塚区庁舎の移転にともない行われたもので、地域住民の理解や大洋建設(株)の寄付を受け、戦没者遺族による組織「戸塚区遺族会」(吉原久雄会長)の戸塚支部(土屋勇支部長=今号人物風土記)が中心となり進めてきた。
吉原会長は「昨夏にこの公園を訪れた際、緑の豊かさに感動し、静寂に暑さを忘れた」と印象を語り、「ここに移設できれば望郷の思いを胸に尊い命を落とした戦没者の御霊も安らかに眠ることができると思った」と、いくつかの候補地から同公園に決めたと経緯を話した。また、「公園を訪れた人に平和の大切さを語り継いでいける」と、移設を喜んでいた。
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