まちカフェin戸塚「趣味活」を開催する、とつかアートプロジェクトの代表を務める 亀谷 進さん 汲沢町在住 71歳
アートで街おこし
○…とつかアートプロジェクトが主催するまちカフェin戸塚「趣味活」は、水彩画、油絵、ガラスアクセサリーなど、趣味でアートを学びたい人、教えたい人、場を提供する人3者が「お見合い」する場。「就活、婚活、趣味活という流れになってくれればね」と満面の笑み。きっかけは、中高年が学ぶ、それぞれのニーズに柔軟に応じた形がないと感じたこと。いざ紹介となると、ためらう事もあることを踏まえて顔の見える場を作りたかったという。「気軽に参加してもらえばいい」とニッコリ。
○…戸塚に住んで40年、東京の青山で営んだ広告事務所を60歳で閉めたが、その後も「生涯現役」と、オファーがあれば広告の依頼を受ける。その傍ら、興味を持っていたボランティア活動を支援する生涯ナビゲーターに登録。それがきっかけとなり、2010年にとつかアートプロジェクトに出会う。企画、提案しているうちに2013年に代表としての役割を期待する声がかかり、承諾。「広告の仕事は平面。街とのかかわりは立体なので、学ぶことがたくさん」と楽しそう。
○…「最近活動に時間を取られてあまり時間を取ることができない」が、プライベートでは、4年に一度グループで展覧会を開くという油絵をライフワークとしており、他にもカメラ撮影、テニスなど多彩だ。好きな言葉は「水の如し」。困難などに直面しても流れに沿い柔軟に対応する。雲となり、雨となり、海となる。その循環を人生に例える事も好きだという。
○…「やるからには中途半端でやりたくない」。過去に事業をしていたころは何でも自分でやってきたので、これからは協調と責任を割り振りながら事を進めるつもりだ。「どうしても独断と偏見で判断してしまう事がある」とこれまでを振り返った上で「人的マネジメントが必要」と強調する。どこまでもフレッシュな考え方と吸収力で、「アートで街おこし」を推進する。
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