5月23日・24日開催、明治学院大学「戸塚まつり」で準備会代表を務める 池葉 正幸さん 鎌倉市在住 22歳
まじめさの中にユーモアを
○…一年生の時から関わってきた「戸塚まつり」を自分の手でより楽しく、より地域と密なものにしたい。その思いから代表に着任したが、委員であることと幹部の立場の違いは、全体を常に見るという点で大きな差があるという。「報・連・相が一番難しい」
○…立場でいえば、小さいころは親の手に引かれて参加していた地域の祭りを、自分たちの手で作っているという違いも挙げられる。今回の「戸塚まつり」のテーマは「パズル」だが、これには地域・学校・学生が親密に協力し合って祭りを盛り上げていきたいという思いが込められている。地域自治体との世代を超えた交流は、想像していた以上に、人の温かさを感じる場となっているという。昨年好評だった盆踊りとその事前練習を今年も行う予定だが、地域に告知をしたところ、町内会の会長自ら宣伝用のビラを配ってくれたり、自治会が住民向けの踊りの講習会を開いたりと、親身に働きかけてくれた、ありがたさを感じた。
○…先月誕生日を迎えた際、準備会メンバーにサプライズで祝福をしてもらったほど慕われる代表。その礎となっているのは妹を持つ兄としてのしっかり者の一面だ。好きなお笑い芸人など趣味が共通する妹とは「まあまあ仲良し」と言いながらも、はにかんだ笑み。「戸塚まつり」には、祖父母や両親を連れて、一家総出で兄の活躍を見に来るそうで、家族からの期待もひとしおだ。
○…ポリシーは「まじめにバカをすること」で、好きな言葉は「有言実行」。今回の準備会は歴代に誇る仲の良さだと胸を張る。作り手が楽しまなければ、参加者にも本当に楽しんでもらうことはできないという考えを持つ。代表に就いた今年から、昨年までの体育会系のような雰囲気があった「戸塚まつり準備会」をアットホームにするべく働きかけており、祭りが終わってもその精神を引き継ぎたいとの思いを語った。
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4月18日