上郷似顔絵同好会 初出店で区民に笑顔を 八幡神社の祭り会場で
上郷似顔絵同好会が9月18日と19日、鍛冶ヶ谷にある八幡神社の祭り会場で似顔絵店を初出店、地域デビューを果たした。
この同好会は上郷地区センターで行っていた似顔絵教室に参加したメンバーが昨年7月に立ち上げたもの。現在12人が所属し、月2回、本郷小学校で練習を重ねている。
似顔絵店には同好会メンバーの中から、似顔絵教室の講師を務めた青木ゆきおさん、元警察官で県警広報のデザインも担当していたやまさき昭さん、多くの人の前で似顔絵を描くのは今回が初めてという水彩画講師の渡辺和枝さんの3人が参加。開店後すぐに家族や友達同士で来場していた人たちが列をつくり、店は大盛況になった。
相手と向き合って特徴をつかみ、1枚20分ほどかけて色紙に水彩で描いた似顔絵は、2日間で約60枚。完成した似顔絵に「良く似ている」「実物よりも良い」などの声があがった。「親戚にも送りたい」と、連日来店した人もいたという。
同好会発足のきっかけとなった上郷地区センターでの似顔絵教室は「いずれ同好会を作って色々な会場で区民に笑顔を提供してほしい」と同センター職員が企画したもの。今回の初出店でその願いが実現した格好だ。
次の地域での出店は来年の予定で、メンバーのやまさきさんは「それまでに腕を磨きたい」と話していた。
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