復興への祈りを込め、思いを一つにして歌う
飯島町に拠点を置く一般財団法人オアシスが、６月９日（土）に栄公会堂で「栄ゴスペルフェスティバルｗｉｔｈ石巻」を初開催する。同法人が東日本大震災の復興支援を通じて繋がりを持った宮城県石巻市や山形県鶴岡市のほか、栄区や米横須賀海軍所属のゴスペルチームが出演。来日ツアー中に被災地で復興支援活動に携わるウガンダのエイズ孤児によるチーム「ワトト・チルドレンズ・クワイア」もステージに上がり、イベントを盛り上げる。
主催する一般財団法人オアシスは、東日本大震災の10日後から、栄区内などで募った支援物資を被災地に届け、がれきの撤去などを行うボランティアチームを送り出してきた。その数は今年４月末までで57回、約４００人にのぼり、現在も支援を続けている。昨年８月には石巻市に地域復興支援センターを開設。被災者が楽しく集い憩えるようにと、さまざまなイベントを行ってきた。
その中の一つが「ゴスペル」。今回出演する石巻市のチームは初心者ながら、同所でゴスペルを歌うことで互いに励ましあってきた。
栄区などから出演する他のチームは復興への祈りを込めてステージに立つ。
会場では被災地の状況や復興活動の様子を伝える写真展のほか、石巻やきそばや海産物、民芸品なども販売。横浜や鎌倉の特産品を被災地に届ける「スマイルプロジェクト」への支援金（１口５００円）も募る。
イベントは午前10時から午後５時で、コンサートは午後２時から４時30分。入場無料。直接会場へ。
問い合わせは同法人０４５・８９４・３５００まで。
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